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陳述書4のまとめ

プロ家庭教師の交通事故裁判陳述書の書き方

<陳述書原文>

 この3年間の苦しみはとてもひとことで言い表せるものではありません。腰痛のため、長時間歩くことも座ることもできない状況で、首がだるい状況も完治していません。そういったケガの後遺症で仕事や家庭生活をしていくだけでも大変なのに、医師は上記のような態度であり、保険会社は、まるで私のケガが詐病のような扱いをしています。

 自分でいうのもどうかと思いますが、幸い私の場合は、それまでの収入や蓄えがあるため、何とか生活をしていけますが、世の中にはそうでない人もたくさんいるはずです。実際、同じ病院で知り合った方も、交通事故の被害に遭い、保険会社や医師の対応に苦しんでいました。そうしたことを考えると、私は、このような泥沼を経験した1人として損害保険会社の体質を許してはおけません。

 保険会社は営利企業ですから、支払う金額が少なければ利益が上がることはわかります。しかし、交通事故の被害者は加害者側の損害保険会社を選ぶことはできないのです。だからこそ、ある程度は適正な基準で保険の支払いをしていただくことを切に望む次第です。

 最後に、先日車の損害保険の更新があり、私が加入している保険会社の特級代理店の方とお話しする機会がありました。その方が下記のことを言っていました。

「民間の保険会社に示談交渉を任せている以上、払い渋りの体質はなくならないと思うよ。だってそうでしょ、まともに払わない方が儲かるんだから。逆にいえば、保険金を払い渋るからこそ保険会社の社員は高い給与を貰っているんだよ。去年出し渋りが問題になったけど、制度自体が矛盾しているから起こって当然だよ。ま、あれは約款上当然払わなければいけないのに払わないから問題だったんだけど。でも、払うか払わないかグレーな部分は原則払わない、という体質は変わらないはずだよ。だから、いっそのこと任意保険なんかやめて、100%国が運営する自賠責保険に一本化して補償金額を無制限にすればいいんだよ。そうすれば、保険料を二重払いすることもないし、無保険車はなくなるし、コストも下がるはずだね。僕らみたいに現実を知っている人はみんなそう思っているんじゃないかな。本当にそうなったら僕の仕事はなくなるし困るんだけど。でも、業界がそんなことさせないだろうけど。」

 そうはいっても、今回の事故では加害者側が損害保険に加入してくれていたことは幸いだったと思っています。しかし、損害保険会社は、既に認識しているとは思いますが、保険加入の営業をされている代理店の方が上記のようなことを考えていることを改めて受け止めて欲しいと思います。