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事故による損失

プロ家庭教師の交通事故裁判陳述書の書き方

 ここでは、陳述書のまとめになっていますが、決算書だけでは伝わりにくいことを述べています。また、裁判で請求している金額自体が低い金額である、としています。

<陳述書原文>

 事故による損失

 前回の陳述書でも述べていますが、会社と私は一体と申し上げても過言ではないと考えています。今期は現段階での予想では税引前利益で800万円程度まで落ち込む予想です。昨年度の約1/4です。売上げでは事故の年をピークとして現在では半分以下です。

 仮に私の労働能力喪失率が、事故からまもなくして数パーセントに固定されているのだとしたら、会社の利益がこのように多大に減少することなどありえません。会社の利益も数パーセントの減少に留まるのが論理的です。また、当時会社は伸び盛りの時期でした。

 このことに加え、会社経営の場合、売上げにかかわらず固定費はかかりますので、実際手元に残る利益は約1/10になります。世間の景気自体は若干の上昇を見せているわけですから相対的にはさらに落ち込んでいると考えられます。

 以上の事情からすれば、交通事故による損失としては2億円ほどになるのではと考えますが、実際のところその因果関係を証明するのは容易なことではありません。

 したがって、損害賠償は前年度の年収額程度を請求しておりますが、それは私の本意ではなく、今回の事故と会社の業績の因果関係を証明することが困難なため、最低限認めて欲しい損失額という極めて控えめな要求であるといえるのです。

 いずれにしても、今回の交通事故で非常に大きく人生設計が狂わされたことは間違いありません。その結果が、数百万円という損害金では納得することなどできないのです。

  以 上