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弁護士のタイプ

プロ家庭教師の交通事故裁判陳述書の書き方

 私は父も伯父も弁護士であったため、子どもの頃よりたくさんの弁護士を見てきた。特に俗に言う「イソ弁さん(居候弁護士のこと)」だった人の中には今でも可愛がってくれている先生が何人かいる。だから、弁護士選びについて、多少は分かっていると思う。

 訴訟において、裁判官は選ぶことはできないが弁護士は選ぶことができる。そして、弁護士の力の有無によって、結果が変わることがよくあるので弁護士選びは大切である。

 弁護士には大きく分けて3つのタイプの先生がいる。

1、 正義感あふれる弱い者の味方タイプ
2、 有能なビジネスマンタイプ
3、 事務手続きを普通にやれる事務屋タイプ

 もし、このホームページを見ている方で弁護士さんがいたらごめんなさい。

 こんな乱暴な分け方で失礼だとは思っていますが、話を分かりやすくするために便宜上、分けただけなのでお許しください。

 ここで注意して欲しいのは、「2」の有能な弁護士の多くは交通事故裁判をやりたがらない、ということである。なぜなら、儲からないのだ。弁護士の先生方も仕事として営んでいるわけだから、効率的に儲かる仕事がいいわけである。それは、大企業の仕事であり、一般市民の仕事ではないわけだ。

 では、「1」の正義感があるタイプはどうであろう。確かに、交通事故裁判でも死亡事故や酷い後遺障害が認定される場合はベストである。しかし、そういった大きな交通事故のケースでは、初めから弁護士がつくのが普通であるし、損害保険会社側もある程度妥当な示談金を提示してくるものだ。

 また、私の場合は当時年収が5000万あったわけで「弱い者」ではなかったのである。

 だから、一般的なむち打ち症程度の交通事故裁判では「1」タイプの弁護士は不向きであると考えている。

「3」のタイプの弁護士は実は多いのだが、簡単に言えば資格はあるけど仕事はできないタイプである。むち打ち症が伴う交通事故裁判は微妙なことが争点になる裁判だから、除外して考えるべきである。

 ここで、もう1つ認識する必要があるのは、弁護士でも専門分野があるということである。教師でも数学や英語など専門科目があるように、弁護士にも不動産関係の訴訟に強い先生や特許関係の訴訟に強い先生がいるのである。では、交通事故訴訟が得意な先生は?

 これは実に少ないのである。ただし、弁護士の場合、専門の分野でなくても裁判におけるロジックは共通することも多いし、過去の判例を見ながら業務を履行することは充分に可能であるともいえる。